LEVEL SIX ツアーダイアリーズ “St.Leonクリーク-カナダ ブリティッシュコロンビア”

LEVEL SIXのツアーレポートの第二弾です
※第一弾はこちらから!

今回も記事の翻訳は、Playboating@JPで海外記事の翻訳を寄稿している辰巳信平君です

LEVEL SIX Emperor Dry Suitも登場しています

レベルシックス ツアーダイアリーズ
“St.Leon クリーク – カナダ・ブリティッシュコロンビア”

Text:Dave Craror (デイブ・クレイラー)
翻訳:辰巳信平(Shinpei Tatusmi)

昨年は嵐のようなめまぐるしさだった.カナダからの居住書類を受け取ると同時に油田の仕事に別れを告げ,エドモントンに移った.この街もしかし,カナダの素晴らしいホワイトウォーターエリアにそう近いわけではない.それでもまぁいい.これからの人生,カヤックとスノーボードをする時間と場所が詰まっているんだから.

俺のことを狂ってると言う人もいたが,一度立ち止まって自分の周りを見渡してみればいい.謙虚な気持ちも,目を見張るような気持ちも覚えるはずだ.男の夢は,誰でも最初はプロアスリートになりたい,ってもんだと思う.そして小銭を握りしめて世界を旅して,自分自身を作る.俺もそうした.何も間違ってはいない.ただ,俺の場合はこのスタイルはちょっと合ってなかったかも知れない,とも思う.他の選択肢もあったかも,と.もっと両方とも大事にする方法だ.健全なキャリアは健全な人生をもたらしてくれる.

流れ者生活に別れを告げるのはツラい.俺の場合はハラワタがちぎれる思いだった.共に旅をしてきた友人たちのもとを去る.もう二度と,あの冒険に巡り会うことはないかのような.自信喪失,経済的不安,拭いきれない失敗への不安.全てが重苦しく心にのしかかる.でも,今こそやらなければならない.そう,踏み込んでみなければ,壁の向こうに何があるかなんて,絶対わからない.

雪山やオタワ川で過ごした生活と友人に別れをつげ,彼らに俺は何を見せることができるんだろう?そんな思いで二年半が過ぎ,なんとか自分の人生に折り合いをつけれたような気がする.不幸にも犠牲もあった.距離は友人たちとの接点を少なくしたし,みんなの人生は別の方向を向くようになった.必要悪,なのかも知れない.

それでも,何でもそうであるように,努力は実る.よく働きよく遊ぶ,この気持ちを忘れずに頑張ってると,今までよりもカヤックに打ち込めるようになった.素晴らしいことだった.たくさんの新しい川,新しい仲間,新しい体験..

今期最初の旅はセイント・レオン渓谷だ.ブリティッシュ・コロンビア州のレヴェルストークの南に位置するこの川は,素晴らしい..ヤバい.アクセスも簡単すぎる.探検という意味では決して新しい川ではないが,この周辺に来るならゼッタイ外せない川だ.南へ車を走らせると,九十九折のワインディングが続くなかに人造湖が現れる.もう,息をのむような谷の中だ.

ここにはカヤック以外の楽しみもある.セイント・レオンの温泉はパドリング後の体を癒すのに最高だし,キャンプに適した場所も多数ある.夏冬通してカナダで最高の場所の一つだ.最高の仲間と最高の天候に恵まれ,後ろ髪をひかれつつレヴィルストークに戻る・・お土産もゲットしないとね.

写真:Tommy Harding, Sean McTeirnan

投稿日:2014年03月17日

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